モバイルバッテリーは韓国に持って行ける?機内持ち込みの容量制限

「モバイルバッテリーって韓国に持って行けるんだよね?没収されたって話も聞くし、正確なルールが知りたい…」

こういった疑問に答えます。

液体物ルールと並ぶ保安検査の2大テーマ、バッテリー編です。

結論、モバイルバッテリーは持って行けます。

ただし守るべきルールが3つあります。

ルール 内容
場所 預け荷物NG。必ず機内持ち込み
容量 100Wh以下ならOK(一般的な10,000mAh級は問題なし)
機内での扱い 座席上の収納棚に入れない。身につけるか座席ポケットへ

3つ目は2025年に始まった新しいルールで、古い記事には載っていません。

順番に解説します。

ルール1:預け荷物は完全NG、必ず手荷物に入れます

モバイルバッテリーはリチウムイオン電池です。

貨物室での発火リスクがあるため、預け荷物への収納は国際的に禁止されています。

スーツケースに入れたまま預けると、保安検査で呼び出されて開封作業になります。

時間を失う定番パターンなので、パッキング時点で手荷物側に隔離しましょう。

バッテリー内蔵のハンディファンやコードレスヘアアイロンも、同じ扱いになる場合があります。

「充電できるもの=手荷物」と覚えておくと事故りません。

ルール2:容量は100Wh以下が無条件OKのラインです

容量制限はWh(ワットアワー)で決まっています。

容量 扱い
100Wh以下 持ち込みOK(韓国系航空会社は5個までが目安)
100Wh超〜160Wh 航空会社の承認があれば2個まで
160Wh超 持ち込み不可

「自分のバッテリーのWhが分からない」という人は、この式で計算できます。

Wh=mAh×電圧(V)÷1000。

一般的なバッテリーは3.6〜3.7Vなので、10,000mAhなら約37Wh、20,000mAhなら約74Whです。

つまり普通に売られているモバイルバッテリーは、ほぼすべて100Wh以下に収まります。

本体に容量表示が消えているものは判定できず没収対象になり得るので、表示が読める製品を持っていきましょう。

ルール3:機内では収納棚NG。2025年からの新ルールです

ここがこの記事で一番新しい情報です。

2025年3月から、韓国系航空会社ではバッテリーを座席上の収納棚に入れることが禁止されました。

日本の航空会社でも、国土交通省の発表の通り2025年7月8日から同様の取り扱いになっています(※2026年7月現在)。

正しい置き場所は、身につけるか、座席前のポケットなど目の届く場所です。

理由は、発火時に即座に対応できるようにするためです。

あわせて、端子部分の保護(キャップやジップ袋で覆う)や、機内でのバッテリー経由の充電を控えるよう求める航空会社もあります。

搭乗する会社の案内に従ってください。

韓国での充電事情:バッテリーは1個で足ります

「じゃあ何個持っていくべき?」という疑問には、1個で十分と答えます。

ソウルはカフェにコンセントがある店が多く、ホテルでの夜間充電と合わせれば1個で回ります。

10,000mAhクラスなら、スマホを2〜3回満充電できます。

2個目を検討するのは、ライブ遠征や動画撮影が多い人だけでOKです。

充電器、ケーブル、変換プラグまで含めた充電まわりの全体設計は、韓国旅行の充電まわり完全ガイドにまとめています。

なお現地で買う場合も、帰りの飛行機では同じルールが適用される点をお忘れなく。

没収されないための出発前チェックリスト

空港で慌てないための最終確認です。

確認 OKの状態
置き場所 手荷物に入っている(スーツケースにない)
容量表示 本体の印字が読める、100Wh以下
個数 常識的な範囲(1〜2個)
端子 キャップかジップ袋で保護
機内 収納棚に入れず座席ポケットか身につける

この5つをクリアすれば、行きも帰りも止められることはまずありません。

30秒で終わる確認です。

まとめ:持って行ける。ただし「手元・100Wh・棚NG」の3点セットで

  • モバイルバッテリーは韓国に持って行ける

  • 預け荷物NG、必ず機内持ち込み

  • 100Wh以下(10,000mAh級なら余裕)が無条件OK

  • 2025年から機内の収納棚保管が禁止に

  • 容量表示が読める製品を1個持てば十分

「もし検査で引っかかったらどうなるの?」という不安には、次の記事で答えます。

韓国の入国審査・持ち物検査の流れで、当日の動きを予習してください。

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